宿題の回答「合ってるのになぜ?」支援と理解が求められる学校生活 発達障がいの子どもに対する教育の在り方

凸凹村管理人

答えは全て正しいのにいくつかの箇所に丸が付いていない

小1の娘さんの宿題に対する採点に疑問を感じる親御さんの声が話題になっています。娘さんの宿題は「〇にあうかずをかきましょう」という算数の問題でした。答えは全て正しいにもかかわらず、いくつかの箇所に丸が付いていませんでした。その理由は、数字の書き方や書き順に関するものでした。

様々な意見がネットで上がる

「答えは合っているのに…」と感じたありさんは、その基準が厳しすぎるのではないかと疑問に思います。この投稿に対して、リプ欄には多くの反響が寄せられました。

「これじゃやる気なくなっちゃう」「数学は答えや解き方が合っていれば〇でいいんだ」「丸をつけた上で赤ペンで書いてくれたらいいのに…」と、先生のやり方に疑問を持つ声がある一方で、「細かく丁寧に見てくれてると思うと、今後は親子ともに楽になると思います」「手間をかけてくれていて逆に良い先生かもしれません」「誰にでも読んでもらえる字を習得させるのが今なら、このご指導が適切だと思います」と、先生のやり方を好意的に受け取る声もありました。

娘さんには発達障がいがある

ありさんの娘さんには発達障がいがあり、生後4ヶ月から落ち着きのなさを指摘され、2歳から療育を受け始めました。自閉症スペクトラム、注意欠陥多動症、学習障がいなどの診断を受けたのは5歳の頃でした。知能には問題はありませんが、学習面では困難がありました。

「入学前からひらがな・カタカナを教えてきましたが、なかなか覚えられませんでした。お手本が横にあるにも関わらず、鏡文字を書いてしまったり、数字を1から10まで数えても、途中で抜けてしまうことがありました」とありさんは語ります。

支援学級で先生とのマンツーマンで授業を受けている

小学校に入ってからは少しずつひらがなや数字が書けるようになってきましたが、まだ完全には覚えられていません。現在は支援学級で先生とのマンツーマンで授業を受けています。

「勉強は学校でやる」と家で宿題をすることを嫌がっていた娘さんも、先生の根気強い指導のおかげで、最近では家で宿題をするようになりました。しかし、初めて家でやった宿題が返ってきたとき、答えが合っているのに丸が付いていないことに疑問を感じたそうです。

ありさんは先生を批判するつもりはなく、むしろ先生の丁寧な接し方には感謝しています。しかし、娘さんが勉強に苦手意識を持ってしまわないかという懸念も抱いています。

「やっとお勉強をする気になってきたので、本人のやる気も大事にしていただけたら嬉しいです」とありさんは願っています。

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